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まるなげ資料請求がポイ活サイトのハピタスに掲載する理由
※こちらは2025年9月時点での記事となります。現在はポイントサイトへの掲載を終了しています。
広告費の高騰とリード獲得の難しさ
ここ数年、多くの企業が直面しているのは広告費の高騰です。
検索広告はクリック単価が年々上昇し、同じ予算で得られる資料請求数が減少しています。
SNS広告も競争が激化し、見込み客の獲得単価は上昇傾向。
さらに、従来の展示会やDMといったオフライン施策は、コストに比べてリードの質が安定せず、効率が悪化しています。
このように「お金をかけてもリードが取れない」現状が、広告担当者の大きな悩みとなっています。
成果報酬型が再評価される理由
その中で再評価されているのが成果報酬型モデルです。
従来の広告はクリックや表示だけで費用が発生しますが、成果報酬型では資料請求が発生した分だけ費用がかかるため、無駄なコストを抑えられます。
* クリックだけ → 無駄になりやすい
* インプレッションだけ → 認知は広がるがリードは増えない
* 成果報酬型 → 実際に資料請求があった分だけ費用が発生
つまり「投資と成果が比例する仕組み」になっているのです。
まるなげ資料請求はこの仕組みを採用しているため、コスト効率の高さと安心感が評価されています。
流入経路の多様化の必要性
とはいえ、成果報酬型であっても流入経路が偏ればリスクは大きくなります。
検索広告のアルゴリズムが変われば、自然流入が激減する可能性もあります。
SNSの仕様変更やユーザー行動の変化によって、突然効果が落ちることもあります。
そのため、複数のチャネルを確保し、分散させることが必須です。
ハピタスはその一環として選ばれており、全体の中で小さな比率ながら安定的に成果を生んでいます。
背景にあるのは市場変化
ここまで整理すると、ハピタス掲載の背景には「広告市場の変化」があります。
① 広告費が高騰し、従来の媒体では効率が低下
② 成果報酬型はリスクが少なく、費用対効果が高い
③ リスク分散のため、チャネルの多様化が必要
④ ハピタスはその補助的チャネルのひとつ
つまり、「まるなげ資料請求 ポイ活 ハピタス掲載」は単なるポイ活対応ではなく、広告市場の変化に対応する合理的な戦略なのです。
ハピタスとはどんな媒体か
「まるなげ資料請求 ポイ活 ハピタス」という検索をする方の多くは、ハピタスがどんな媒体なのかを正確に理解していないことがあります。
ハピタスは、国内でも利用者数が多いポイントサイトの一つで、ECサイトの利用やサービス申込みを通じてポイントを獲得できる仕組みを提供しています。
利用者は「ネットでのお買い物やサービス利用で賢く節約したい」「効率よくポイントを貯めたい」と考える人が多く、節約志向・効率志向の高いユーザー層が特徴です。
ハピタスユーザーの行動特性
ハピタスを利用するユーザーは、単に「ギフト券が欲しい」だけではありません。
サービスや商品の比較・検討を行う中で、「せっかくならポイントももらえるなら」と申込みに進む行動パターンが一般的です。
つまり、最初の動機は軽くても、その後真剣な比較検討に移るケースがあるのです。
* 「ポイントがつくからとりあえず」 → 資料の内容が役立つ → 検討対象に
* 「気になっていたサービスを試すきっかけ」 → 商談につながる
この流れは、自然流入ユーザーとは異なる特性を持ち、偶然の出会いから成果が生まれる可能性を示しています。
ハピタスと他媒体の違い
他のチャネルと比較すると、ハピタスの特徴はより明確になります。
* 検索広告/自然流入
ユーザーは自ら課題解決を探しており、顕在的ニーズが強い。
* SNS広告
興味関心に基づいたターゲティングが可能だが、広告疲れによって反応が鈍る場合もある。
* ハピタスを含むポイントサイト経由
きっかけはポイントだが、節約意識が高く、情報を吟味する姿勢を持っている。偶然の接点が新しい商談に繋がる。
この比較からもわかるように、ハピタスは自然流入やSNS広告と異なる層を取り込める補完的チャネルとして機能しています。
流入シェアから見たハピタスの位置
実際の流入シェアを改めて整理すると、
* 自社リスト(セミナー・公式LINE):85%
* 自然流入:10%
* ハピタスなどのポイントサイト:5%以下
ハピタスは全体のごく一部に過ぎません。
しかし、”比率が小さいから意味がない”わけではなく、むしろ異なるユーザー層を補完する役割を担っているのです。
不正利用を防ぐための仕組み
ハピタスのようなポイントサイトに懸念を持つ企業が最も気にするのは「不正利用」でしょう。
当社では以下の6つの取り組みによって健全性を維持しています。
① 入力情報の虚偽が発覚した場合は成果対象外
② ギフト券狙いが疑われる行為は即座にブロック
③ 同一メールアドレスでの多重申請を自動検知
④ 不自然な申込みパターンを監視
⑤ 本人確認を行った際、架空情報や不審な情報となった場合はブロック
⑥ 「別人だった」などの誤情報がリードとなったケースがあれば、企業様からの報告をもとに精査し、成果から除外
この仕組みを徹底することで、単なるポイント目当ての冷やかしユーザーを成果対象から外し、本当に必要としている層のみを残す体制を作っています。
ハピタス経由のユーザーは「偶然の出会い層」
ここまでを整理すると、
① ハピタスは節約意識・効率意識の高いユーザー層が中心
② 最初の動機はポイントでも、その後本格的に検討に進むケースがある
③ 検索広告や自然流入とは異なる層を取り込める補完的チャネル
④ 不正利用は6つの仕組みで徹底排除している
つまり、ハピタス経由は全体の5%以下でありながら、「偶然の出会いから成果につながる層」を取り込む重要な役割を果たしているのです。
小さなチャネルを持つことの戦略的価値
企業が新規顧客を獲得する際、どうしても「比率が大きいチャネル=重要」と考えがちです。
しかし実際の広告戦略では、0小さな比率でも確実に成果をもたらすチャネルを持つことが、長期的に見て大きな安定性を生みます。
ハピタスのようなポイントサイト掲載は、まさに「戦略上のサブチャネル」であり、変化の激しい広告市場における安全弁として機能します。
広告チャネルのライフサイクルとハピタス
広告チャネルには必ず「ライフサイクル」があります。
* 初期 → 競合が少なく成果が出やすい
* 成熟期 → 競合が増え、コストが上がる
* 飽和期 → 効果が下がり、新しい手法を探す
検索広告やSNS広告も、すでに「成熟〜飽和期」に差しかかっています。
だからこそ、企業は「次の打ち手」として補助的チャネルを確保する必要があります。
ハピタスのような新しい接点を持つことは、ライフサイクルの偏りを分散し、長期的にリード獲得を安定させる効果があるのです。
偶然の接点がブランド認知につながる
ポイントサイト経由の資料請求は、必ずしも「即商談」になるわけではありません。
しかし、偶然の接点は ブランド認知 の面で大きな価値を持ちます。
* たまたま見かけたサービス資料が記憶に残り、後から検索して比較検討に進む
* 社内での情報共有をきっかけに、別の部門が関心を持つ
* 資料請求は一度きりでも、数か月後に商談につながる
つまり、補助的チャネル=短期成果だけでなく、中長期の商談機会を広げる投資でもあるのです。
今後の展望 ― データから意思決定する運用
今後、まるなげ資料請求が目指すのは「データドリブンなチャネル運用」です。
* 効果が出るチャネルは継続
* 効果が薄れたチャネルは撤退
* 新しいチャネルは小さく試し、成果を見て判断
この柔軟な姿勢により、企業にとって「無駄なく、かつ安定的にリードを獲得できる仕組み」を維持していきます。
ハピタスを含むポイントサイトもその一環として、今後も「成果がある限り活用する」対象になります。

