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CFD解析の精度が実験と合わない原因と3つの改善策
CFD解析を行っているのに、実験結果との乖離に悩まされていませんか?「シミュレーション結果が実際の現象と合わない」「何度調整しても精度が向上しない」という声は、製造業の開発現場でよく聞かれる悩みです。
実は、CFD解析の精度が実験と合わない原因には明確なパターンがあり、適切な対策を講じることで、多くの課題を解決できます。
そこで本記事では、CFD解析の精度向上に必要な知識として、実験との乖離が生じる3つの主要原因と、それぞれに対する具体的な改善策を紹介します。解析精度の向上は、開発期間の短縮とコスト削減に直結する重要な課題です。ぜひ最後までお読みください。
CFD解析とは何か?基本的な仕組みを理解する
CFD解析の精度問題を理解するためには、まずCFD解析そのものの仕組みを正しく理解することが重要です。ここでは、CFD解析の基本概念と、なぜ実験との差異が生じるのかを解説します。
CFD解析の定義と役割
CFD(Computational Fluid Dynamics)解析は、流体(液体や気体)の運動を数学的に記述する方程式をコンピュータで解くことによって、流れの様子を予測する技術です。
主な活用分野として、航空宇宙、自動車、エネルギー、建築、医療など幅広い産業で利用されています。開発現場では、試作品を作る前に設計の妥当性を検証したり、実験では測定困難な現象を可視化したりする目的で活用されています。
実現象・実験・解析の関係性
CFD解析の精度を考える上で重要なのは、実現象・実験・解析の3者の関係を正しく理解することです。実験でも解析でも、実現象を空間的・時間的にすべて再現できるわけではなく、なんらかの仮定のもとに実現象の一部分を再現しているにすぎません。そのため、実験、解析とも結果に誤差(実現象との差)を含みますので、実験と解析の間にも差(=ギャップ)が必ず発生します 。
つまり、以下の点を理解しておく必要があります。
- 実験結果も実現象の完全な再現ではない
- CFD解析も実現象の近似的な再現である
- 両者の間には必ず何らかの差異が存在する
この前提を理解した上で、可能な限り誤差を減らし、実用的な精度を確保することがCFD解析の目標となります。
CFD解析のメリットと限界
CFD解析には多くのメリットがあります。試作品を制作して実験しようとすれば、膨大な時間とコストが必要です。しかし、流体力学とコンピュータを組み合わせたCFDを用いれば、プログラム上で何度もシミュレーションを行うことができ、正確なデータを得られます 。
主なメリットとして:
- 試作品制作のコストと時間を削減できる
- 実験では測定困難な現象も可視化できる
- パラメータ変更が容易で、多数の条件を検討できる
- 危険な条件での挙動も安全に予測できる
一方で、CFD解析には以下のような限界もあります。
- 計算モデルの簡略化による誤差が避けられない
- 乱流などの複雑な現象の完全な再現は困難
- 計算資源(時間・メモリ)の制約がある
- 境界条件や物性値の不確実性が結果に影響する
これらの限界を理解した上で、適切にCFD解析を活用することが重要です。
CFD解析の精度が実験と合わない3つの主要原因
CFD解析の結果が実験と合わない場合、その原因は大きく3つのカテゴリーに分類できます。ここでは、それぞれの原因について詳しく解説し、なぜ誤差が生じるのかを明確にします。
原因1:メッシュ(格子)の問題
CFD解析において最も基本的でありながら、最も重要な要素の一つがメッシュ(格子)です。
メッシュサイズの影響
メッシュサイズが大きすぎると、流れの細かい変化を捉えることができません。メッシュサイズが大きくなると誤差も大きくなります。メッシュサイズが重要な例として、渦が形成される流れを解析する場合が考えられます 。特に、以下のような現象を解析する際は、適切なメッシュサイズの選定が重要です。
- 境界層内の流れ
- 渦の生成・発達
- 衝撃波などの急激な変化
- 狭い隙間の流れ
メッシュ品質の重要性
メッシュ品質が悪いと計算安定性、解析精度ともに低下し、計算時間も増加するため、極力品質の良いメッシュを作成することが重要です 。メッシュ品質を評価する指標として:
- アスペクト比(縦横比)
- 歪み度(スキューネス)
- 直交性
- 隣接セルのサイズ比
壁面近傍のメッシュ処理
流体解析特有の課題として、壁面近傍の処理があります。流体解析では、壁近傍に速度境界層や温度境界層と呼ばれる物理量が大きく変化する領域が存在します 。この領域を適切に解析するためには、レイヤーメッシュ(プリズムメッシュ)と呼ばれる、壁面に沿った層状のメッシュが必要です。
原因2:物理モデルの選択と設定
CFD解析では、実際の複雑な物理現象を計算可能な形にモデル化する必要があります。このモデル化の過程で、様々な仮定や簡略化が行われ、それが誤差の原因となります。
乱流モデルの選択
多くの工業的な流れは乱流状態にあり、乱流モデルの選択は解析精度に大きく影響します。一般的に使用される乱流モデルには以下があります。
- k-εモデル:計算が安定で広く使用されるが、剥離流れの予測精度に課題
- k-ωモデル:壁面近傍の流れに適しているが、自由流での精度に課題
- SSTモデル:k-εとk-ωの長所を組み合わせたハイブリッドモデル
- LES(Large Eddy Simulation):より高精度だが計算コストが高い
解析対象の流れの特性に応じて、適切なモデルを選択する必要があります。
物性値の設定
流体の物性値(密度、粘性係数、熱伝導率など)は、温度や圧力によって変化します。これらを定数として扱うか、変数として扱うかで結果が大きく異なる場合があります。特に以下の場合は注意が必要です。
- 温度変化が大きい流れ
- 高速流(圧縮性の影響)
- 相変化を伴う流れ
- 混相流(気液二相流など)
原因3:境界条件の設定ミス
境界条件は、解析領域の境界における流れの状態を規定するもので、解析結果に直接的な影響を与えます。
入口・出口条件の設定
入口条件として設定する項目:
- 流速分布(一様流か発達した分布か)
- 乱流強度と乱流長さスケール
- 温度分布
- 圧力条件(全圧か静圧か)
出口条件の設定も重要で、特に以下の点に注意が必要です。
- 逆流が発生する可能性がある場合の処理
- 圧力境界か流量境界かの選択
- 境界位置が解析結果に与える影響
壁面条件の設定
壁面における条件設定も精度に大きく影響します。
- 滑りなし条件か滑り条件か
- 壁面粗さの考慮
- 熱的境界条件(断熱、等温、熱流束指定)
- 移動壁面の場合の速度設定
精度向上のための3つの改善策
CFD解析の精度が実験と合わない原因を理解したところで、次は具体的な改善策について解説します。ここでは、実践的で効果的な3つのアプローチを紹介します。
改善策1:メッシュの最適化手法
メッシュの最適化は、CFD解析の精度向上において最も基本的かつ重要なステップです。適切なメッシュ作成により、計算精度と計算効率のバランスを取ることができます。
メッシュ独立性の検証
まず実施すべきは、メッシュ独立性の検証です。これは、メッシュを段階的に細かくしていき、結果が収束する点を見つける作業です。メッシュを作成する場合にはメッシュサイズ依存性(メッシュサイズの違いによる結果の違い)を確認し、【誤差と計算コスト】とのバランスをみながらメッシュサイズを決定する必要があります 。
具体的な手順:
- 初期メッシュで解析を実施
- メッシュ数を1.5〜2倍に増やして再解析
- 重要な評価指標(圧力損失、熱伝達率など)の変化を確認
- 変化が許容範囲内になるまで繰り返す
アダプティブメッシュの活用
最近のCFDソフトウェアでは、解析結果に基づいて自動的にメッシュを細分化する機能があります。これにより:
- 流れの変化が激しい領域に自動的に細かいメッシュを配置
- 全体のメッシュ数を抑えながら精度を向上
- 事前に細分化領域を予測する必要がない
壁面処理の改善
壁面近傍の処理は特に重要です。流体解析ではこの壁近傍での物理量変化を精度良く捉えるために、流体解析特有のメッシュとして、壁面形状を押し出した形の層状のメッシュ(レイヤーメッシュ)を作成することが重要となります 。
レイヤーメッシュ作成の指針:
- 第一層の厚さ:y+値が1程度(壁関数を使用しない場合)または30〜300(壁関数使用時)
- 成長率:1.1〜1.3程度
- 層数:最低でも10〜15層、可能なら20層以上
改善策2:実験データとの比較検証プロセス
CFD解析の精度を向上させるには、実験データとの系統的な比較検証が不可欠です。単に結果を比較するだけでなく、差異の原因を分析し、モデルの改善につなげることが重要です。
検証用実験の計画
CFD解析の検証に適した実験を計画する際のポイント:
- 境界条件を明確に定義・測定できる条件設定
- 流れの二次元性が保たれる(または三次元性が把握できる)測定
- 測定誤差を最小化する工夫
- 複数点での同時測定による流れ場全体の把握
段階的な検証アプローチ
複雑な現象をいきなり解析するのではなく、段階的に検証を進めることが効果的です。
- 基礎的な流れでの検証:層流円管内流れ、平板境界層など、理論解が存在する問題で基本的な設定を確認
- 要素試験での検証:実機の一部を切り出した単純化モデルで、主要な物理現象を検証
- 実機条件での検証:全体モデルでの検証と調整
誤差要因の分析手法
実験と解析の差異が生じた場合、その原因を系統的に分析します。
- 実験誤差の評価(測定精度、再現性)
- モデル化誤差の評価(形状簡略化、物理モデル)
- 数値誤差の評価(離散化誤差、収束判定)
- 境界条件の不確実性の評価
改善策3:最新の解析技術の活用
CFD解析技術は日々進化しており、最新の技術を活用することで、従来は困難だった現象の予測精度を大幅に向上させることができます。
高度な乱流モデルの適用
従来のRANS(Reynolds-Averaged Navier-Stokes)モデルに加えて、以下のような高度な手法が実用化されています。
- DES(Detached Eddy Simulation):壁面近傍はRANS、主流部はLESとして扱うハイブリッド手法
- SAS(Scale-Adaptive Simulation):流れの非定常性を自動的に捉える手法
- 機械学習を活用した乱流モデル:実験データから学習した補正を適用
マルチフィジックス解析
実現象では、流体だけでなく様々な物理現象が相互作用しています。流体が影響する圧力や温度が製品に負荷されるとき、これらを組み合わせることで、より現実に近い解析を実施し、設計検証の精度を上げることができます 。
連成解析の例:
- 流体-構造連成(FSI):流体力による構造変形を考慮
- 流体-熱連成:温度変化による物性値変化を考慮
- 流体-化学反応連成:燃焼や触媒反応を含む流れ
並列計算技術の活用
計算機性能の向上により、より詳細なモデルでの解析が可能になっています。
- GPUを活用した高速計算
- クラウドコンピューティングによる大規模計算
- 自動最適化アルゴリズムとの組み合わせ
業界別のCFD解析精度向上事例
CFD解析の精度向上手法は、業界や対象によって異なるアプローチが必要です。ここでは、主要な産業分野における特有の課題と対策を紹介します。
自動車業界での適用例
自動車業界では、空力性能、エンジン内部流動、車室内の熱環境など、様々な流体現象の解析が行われています。
外部空力解析の課題と対策
車体周りの流れは、複雑な剥離や渦構造を含むため、精度確保が困難です。主な対策として:
- 風洞実験との詳細な比較による乱流モデルの選定
- タイヤ回転や車体振動などの非定常効果の考慮
- 路面境界層の適切なモデル化
- 冷却系統を含めた統合解析
エンジン内部流動の解析
エンジン筒内の流動は、高温・高圧・高速の極限条件下での現象です。
- 動弁系を含む可動境界の処理
- 噴霧・蒸発・燃焼の連成モデル
- 壁面熱伝達の高精度予測
- サイクル変動の再現
航空宇宙業界での適用例
航空宇宙分野では、極めて高い予測精度が要求され、安全性に直結するため慎重な検証が必要です。
遷音速・超音速流れの解析
衝撃波を含む流れでは、特別な配慮が必要です。
- 衝撃波捕獲スキームの選択(高解像度スキーム)
- 格子配置の最適化(衝撃波位置の予測)
- 風洞実験の壁面干渉効果の補正
- 実飛行条件と風洞条件の差異の考慮
推進系の解析
ジェットエンジンやロケットエンジンの解析では:
- 多段タービン・圧縮機の段間干渉
- 冷却流路を含む共役熱伝達
- キャビテーションを含む極低温推進剤の流動
- 燃焼不安定性の予測
エネルギー・プラント業界での適用例
発電プラントや化学プラントでは、大規模で複雑な流動現象を扱います。
ボイラー・熱交換器の解析
熱交換器内の流動と伝熱の予測精度向上のために:
- 管群周りの流れの適切なモデル化
- スケール付着による性能劣化の予測
- 二相流(沸騰・凝縮)の精密モデル
- 長期運転による経年変化の考慮
タービン機械の解析
発電用タービンやポンプなどの回転機械では:
- 動静翼干渉の非定常解析
- 二次流れとチップクリアランス流れ
- キャビテーションの発生予測
- 軸振動との連成解析
よくある質問と回答
CFD解析の精度向上に関して、実務でよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q1: メッシュ数を増やせば必ず精度は向上しますか?
A: 必ずしもそうとは限りません。メッシュ数を増やすことは一般的に精度向上につながりますが、以下の点に注意が必要です。
- メッシュ品質が悪化すると、かえって精度が低下する場合がある
- 物理モデルや境界条件に問題がある場合、メッシュを細かくしても改善されない
- 数値誤差(丸め誤差)が増大する可能性がある
- 計算時間が大幅に増加し、実用的でなくなる場合がある
重要なのは、メッシュ独立性を確認し、適切なバランスを見つけることです。
Q2: 実験データと完全に一致させることは可能ですか?
A: 完全な一致は原理的に不可能です。実験も解析も実現象の一部を再現しているに過ぎません 。以下の理由により、必ず何らかの差異が生じます。
- 実験自体にも測定誤差や再現性の問題がある
- CFD解析では必ず何らかのモデル化・簡略化が行われる
- 境界条件を完全に把握することは困難
- 数値計算による離散化誤差は避けられない
目標は、工学的に許容できる精度で予測することです。一般的には、主要な評価指標で10-20%以内の誤差が一つの目安となります。
Q3: 計算時間を短縮しながら精度を保つ方法はありますか?
A: いくつかの効果的な方法があります。
- 領域分割の工夫:対称性を活用して計算領域を削減
- マルチレベル解法:粗いメッシュで初期解を得てから細かいメッシュで計算
- 並列計算の活用:複数のCPU/GPUを使用して計算を高速化
- 定常解析での初期化:類似条件の結果を初期値として使用
- 適応型時間刻み:流れの変化に応じて時間刻みを自動調整
Q4: どの物理モデルを選択すればよいか分かりません
A: 物理モデルの選択は、解析対象の特性によって決まります。以下の指針を参考にしてください。
乱流モデルの選択指針:
- 単純な内部流れ:標準k-εモデル
- 剥離を伴う流れ:SST k-ωモデル
- 旋回流・渦流れ:RSM(Reynolds Stress Model)
- 非定常大規模渦:LESまたはDES
まずは標準的なモデルから始めて、実験データとの比較により適切なモデルを選択することが重要です。
Q5: 収束判定はどのように行えばよいですか?
A: 収束判定は複数の指標を総合的に判断する必要があります。
- 残差の監視:各方程式の残差が十分小さくなっているか(一般的に10^-4以下)
- 物理量の監視:重要な評価指標(圧力、温度、流量等)が安定しているか
- 収支の確認:質量、運動量、エネルギーの保存が満たされているか
- 周期的変動の確認:非定常現象による周期的変動と区別する
単一の指標だけでなく、複数の観点から収束を判定することが重要です。
次世代CFD技術による精度向上の可能性
CFD解析技術は継続的に進化しており、従来は困難だった高精度解析が可能になってきています。ここでは、最新技術の動向と将来の展望について解説します。
AI・機械学習の活用
人工知能技術の発展により、CFD解析の精度向上に新たなアプローチが生まれています。
データ駆動型乱流モデル
- 大量の実験・DNS(直接数値シミュレーション)データから学習
- 従来のモデルでは表現できなかった複雑な現象を予測
- 特定の流れ場に特化した高精度モデルの構築
解析条件の自動最適化
- 過去の解析事例から最適な設定を推定
- メッシュ生成の自動化・最適化
- 収束性の改善と計算時間の短縮
高性能計算技術の進化
計算機の性能向上とともに、より詳細で大規模な解析が可能になっています。
GPU計算の本格活用
- 従来のCPU計算と比べて10倍以上の高速化
- 大規模並列計算によるLESの実用化
- リアルタイム流体解析の実現
クラウドHPCの普及
- 初期投資なしで大規模計算資源を利用可能
- 需要に応じた柔軟なリソース配分
- 最新ハードウェアへの即時アクセス
統合シミュレーション環境
単独の物理現象だけでなく、複数の現象を統合的に解析する環境が整備されつつあります。
マルチスケール・マルチフィジックス解析
- ミクロからマクロまでの現象を統一的に扱う
- 流体・構造・電磁気・化学反応の完全連成
- システム全体の挙動を高精度で予測
デジタルツインの実現
- 実機の運転データとシミュレーションの融合
- リアルタイムでの性能予測と最適化
- 予知保全への応用
まとめ:CFD解析の精度向上への実践的アプローチ
本記事では、CFD解析の精度が実験と合わない原因と、その改善策について詳しく解説しました。重要なポイントを整理すると:
主要な原因の理解
- メッシュの問題:サイズ、品質、壁面処理の不適切さ
- 物理モデルの選択:乱流モデル、物性値設定の誤り
- 境界条件の設定:実現象との乖離、測定値の不確実性
効果的な改善策
- メッシュの最適化:独立性検証、アダプティブメッシュ、適切な壁面処理
- 実験との比較検証:段階的アプローチ、誤差要因の系統的分析
- 最新技術の活用:高度な物理モデル、連成解析、並列計算
CFD解析の精度向上は、単一の要因を改善すれば解決する問題ではありません。メッシュ、物理モデル、境界条件、数値手法など、多面的なアプローチが必要です。また、効率よく実験、解析を行うには、【何を知りたいか】と【かけられるコスト】をはっきりさせておくことが重要です 。
技術の進歩により、従来は困難だった高精度解析が可能になってきています。特に、狭隙間流れや非定常現象など、これまでのCFDツールでは十分な精度が得られなかった分野でも、新しいアプローチにより実用的な予測が可能になりつつあります。
最後に、CFD解析はあくまでも設計開発を支援するツールです。完璧な予測を求めるのではなく、工学的に有用な情報を効率的に得ることを目指し、実験と解析を適切に組み合わせて活用することが、製品開発の成功につながります。
詳しい資料は以下よりご確認いただけます。

