そのSEO対策では8割が失敗する?売り上げUPだけにコミットした社長のノウハウをご紹介

大学卒業後、ラーメン店の経営を開始。飲食店5店舗を運営するまでに事業を拡大した。

 

その後、太陽光パネルの設置やメンテナンスを行う施工業者を創業するも、経営上のストレスに悩み、挫折。財布に100円しかないどん底の時期を経験。

 

後に、エンドユーザーのトラブルに関わる仕事がしたいとアンテナを中心に、住宅メンテナンスやリフォームを行う総合住宅メンテナンス業を再始動。

その中で、Web集客のいろはを学び事業を拡大。Web集客のノウハウを複数の事業に展開し全ての事業で黒字化に成功した。

 

Webからの集客や運営スキームの構築が強み。現在では他社様のWebコンサルや事業立ち上げも手がけている。

 

今回は大貫社長にWebから売り上げを上げるためのノウハウについて聞いた。

 

 

Web集客の方法
ーどんな集客方法がありますか?

Web集客は主に、リスティング広告とSEO対策があります。

 

リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードから表示された検索項目の中で、上位にある広告枠に表示されている項目です。

 

有料なのでコストがかかりますが、即効性が高いのが特徴です。広告の費用をかけた分、相対的に上位に表示されるようになっています。

 

一方SEO対策は、ユーザーが検索したキーワードから表示された検索項目の中で、広告枠の下側に表示される項目です。

 

自然検索なので無料ですが、即効性が低いのが特徴です。純粋に検索したユーザーにとって有益で評価の高いコンテンツが上位に表示されるようになっています。

 

時間をかけられるのであれば、費用面をみてもSEO対策の方がいいということになります。

 

 

 

売り上げにつながらないSEO対策なら時間の無駄

ーどういうことですか?

 

SEO対策をして上位表示されることが売り上げにつながるわけではありません。

次のようなケースは売り上げにつながらないので時間の無駄になってしまいます。

 

ケース①:アクセスが増えるけどお客様にならない。

 

ショッピングモールに人がたくさんいるけれど、誰も買い物をしない状況と同じです。

 

ケース②:売り上げに結びつかないキーワードで問い合わせが来る。

 

例えば、戸建てに住んでいる方から問い合わせが欲しいのに、アパートに住んでいる方から問い合わせが来るような状況です。

 

 

売り上げにつながるSEO対策

ーどんなSEO対策なら効果があるのですか?

 

ターゲットにアクションを起こしてもらうためのSEO対策です。

 

つまり、あなたの商品やサービスを求めている人にアクセスされること。あわせてアクションを実際に起こしてもらうための仕掛けづくりができていることが重要です。

 

 

ターゲットにアクションを起こしてもらうSEO対策

ーどうすればターゲットにアクションを起こしてもらいやすくなるのですか?

 

それは、「ランキングサイトを活用する」ことです。

 

自社サイトとランキングサイトのPV(ページビュー)とCV(コンバーション)を分析すると、ランキングサイトを経由した方がPVに対するCVが高くなっていました。

 

つまり自社サイトに直接アクセスするよりも、ランキングサイトを経由した方が申し込まれる確率が高いということです。

 

口コミ、おすすめ、ランキングなどの第3者の評価があることで購買意欲がかきたてられる傾向があるのではないでしょうか。

 

つぎは、「ロングテールで補う」ことです。

 

ロングテールとは、販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えること。または、対象となる顧客の総数を増やすことでトータルの売り上げを大きくするものです。

 

少ないアクセス数のサイトでも売れる仕掛けがあれば、売り上げが上がります。同様のものをたくさん作れば売り上げが大きくなっていきます。

 

SEO対策は、あなたの商品やサービスを求める人にアクセスされて、アクションを起こすための仕掛けが施されていれば、とても意味のある施策です。

 

24時間365日、文句も言わず宣伝し続けてくれる優秀な営業社員のようなものなのです。

 

 

 

実際のSEO対策

ーどんな施策がよいのですか?

 

これといった正解はありませんが、SEOに強い構造のサイトにどんどん記事を投稿すれば自然検索で上位表示されやすくなります。

 

上位表示されるためには、SEO対策が施されているサイト構造にすること、ライバルが少ないキーワードを選定すること、記事やニュース、プログなどの投稿を積極的に行うことです。

 

Googleは、ユーザーの検索「質問」に対する一番いい結果「答え」を常に表示できる検索サイトにすることを目標としています。

 

信頼性のあるサイトか、今もやっている会社やお店か、情報は正確か、ユーザーが知りたいことが書いてあるかが大切です。

 

手をかければSEO対策して上位表示はできます。しかし小規模事業者は人的リソースの不足、コストの負担が大きいこと、PDCAサイクルを回す時間がないという課題があります。

 

 

リスティング広告

ーそもそもリスティング広告とは何ですか?

 

クリックに応じて従量制で課金される広告です。単価設定が高い広告主が上位に表示されます。

 

例えば、アンテナ工事の場合、1クリック単価は約240円、CV(コンバーション)単価は約4,000円なので、1件のお客様から問い合わせを獲得するのに4,000円の費用が発生するということです。

 

リスティング広告はキーワード選定が重要です。

 

アンテナ、工事、地デジなどの一般名詞よりも、3PMや住まいのメンテなどの固有名詞にするとクリック単価が安くなります。

 

固有名詞の方がライバルが少なく、Googleはサービス名や会社名などの公式サイトを上位表示する傾向があるからです。

 

テレビCMは、サービス名や商品名を固有名詞化するとリスティング費用を下げられます。

 

例えばメルカリの場合、「ネットフリマ」という一般名詞ではなく、「メルカリ」という固有名詞でCMを通して知ってもらい「メルカリ」で検索してもらうことでリスティング広告費用を下げています。

 

テレビCMの有効性を測定するために「検索はこちら」などとサイトへ促します。

 

直接的な広告目的もありますが、どの時間帯のCMが有効なのか図る要素が大きいです。

 

テレビCMの効果を視聴率という曖昧なデータではなく、より正確なデータを取得しやすくなります。

 

 

 

リスティング広告とSEOを両立する

ーどうすればいいですか?

 

リスティング広告はランニングコストがかかりますが、即効性があります。

有効な手段ではありますが、大手の施策までに大きなコストがかかるので、SEOとの両立がおすすめです。

 

まずリスティング広告をかけながらSEO対策を施したサイトを時間をかけて構築していきます。

 

SEOの効果を確認しながらリスティング広告を減らしていき、徐々SEOのみに切り替えるのがおすすめです。

 

 

 

ランキングサイトがおすすめ

ーランキングサイトはありますか?

 

弊社が作ったランキングサイトをご紹介します。

 

 

弊社運営サイト

群馬県太田市 アンテナ工事業者 ランキング3選

http://antena.koji-ranking.com/

 

 

ランキングサイトを通して、各業者のサイトにアクセスできるようになっています。

多くの小規模事業者が課題をクリアにするためのプラン

 

 

最後に

 

コロナや自然災害、世界情勢など多数のリスクと共存する時代。昨日までの常識が、ある日突然非常識に変わる時代です。

 

企業として今後何に取り組めばいいのかというと、多様性に順応していくことです。エンドユーザーに近くて小さくても可能性のある、より多くのインフラがあることが重要です。

 

 

質疑応答

 

Q:自社でランキングサイトを作るよりも御社のランキングサイトに掲載するメリットは何ですか?

 

A:1つのサーバーの中にいろいろな記事が入っている方が、Google検索で上位表示させる効果が高いということがあります。

 

自社でランキングサイトを作るよりも弊社のランキングサイト全体でSEO対策を施せるというメリットがあります。

 

Q:自社サイトを持っている場合、御社のランキングサイトを併用しても問題ないのかが気になります。

 

A:問題ありません。ランキングサイトを手前にして、リンク先をすでにある自社サイトにしても良いです。

 

ネット上に集客の窓口が多くある方が有効に活用できるので、無駄になることはありません。

 

Q:B to Bの事業でもランキングサイトは効果があるのか気になります。

 

A:事業内容によりますが、ISOの審査機関など他社と比較される事業は効果があります。