「エンジンがかからない車、本当に売れるの?」「動かない車を業者に見せに行けないけど、どうすればいい?」——そんな悩みを抱えているあなたに、まず伝えたいのは「不動車でも出張査定で高額買取が実現できる」という事実です。廃車にする前に、ぜひこの記事を読んでください。不動車の買取相場・出張査定の流れ・業者の選び方まで、プロの視点で徹底解説します。
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「不動車」とは、自走できない状態にある車両の総称です。一口に不動車といっても、その原因はさまざまです。エンジンがかからないエンジン不動、ギアが入らないミッション系の故障、ブレーキが固着して動かせないケース、事故で走行不能になった車、長期放置で各部品が劣化した車など、状況は多岐にわたります。
重要なのは、「動かない=価値がない」ではないという点です。不動車であっても、車体・エンジン・内装・タイヤなどのパーツに価値が残っていることが多く、専門業者であればその価値を正確に評価することができます。また、国内での再生が難しい場合でも、海外(特に途上国)への輸出用として価値を持つケースもあります。
出張査定とは、買取業者のスタッフがあなたの自宅・ガレージ・駐車場などに直接出向いて車の状態を確認し、その場で買取価格を提示するサービスです。不動車の場合、自走して店舗に持ち込むことが物理的に不可能なケースがほとんどです。そのため、出張査定は不動車売却の実質的な唯一の選択肢といえます。
多くの専門業者は、出張費・査定費用は無料で対応しています。費用がかかる場合は事前に確認が必要ですが、基本的に査定だけなら費用ゼロで利用できることを覚えておきましょう。
廃車(解体・スクラップ)と売却(買取)は異なるプロセスです。廃車にする場合、解体業者に依頼して抹消登録を行いますが、多くの場合は費用がかかります(0〜3万円程度)。一方、買取に出せば業者が買取代金を支払ってくれる上、廃車手続きを代行してくれる業者も多数存在します。
✅ メリット:買取なら費用ゼロ〜プラスになることも
廃車費用として3万円かかる場合でも、買取に出せば0〜数十万円の収入になる可能性があります。同じ不動車でも、廃車ではなく買取業者に相談するだけで、経済的な結果が大きく変わります。
⚠️ 注意:廃車を先に依頼すると買取機会を失う
「どうせ動かないから廃車にしよう」と先走って解体業者に依頼してしまうと、買取業者への相談機会を失います。まず複数の買取業者に出張査定を依頼し、それでも買い手が見つからない場合に廃車を検討する順番が正解です。
| 項目 | 専門業者による買取 | 廃車(解体・スクラップ) |
|---|---|---|
| 費用 | 基本無料(出張費・査定費) | 0〜3万円程度かかる場合あり |
| 収入 | 数千円〜数十万円 | ほぼ0円(むしろ費用発生) |
| 手続き | 業者が代行可能 | 自分で手続きが必要な場合も |
| スピード | 最短当日〜翌日 | 1週間〜2週間程度 |
不動車の買取価格は、車種・年式・走行距離・故障の原因・車体の状態によって大きく異なります。一概には言えませんが、以下のような相場感が一般的です。
国産の普通乗用車(10年落ち・走行10万km程度)の場合、走行可能な状態であれば10〜50万円程度で取引されることが多いですが、不動車になると3〜15万円程度が相場の目安です。ただし人気車種・希少車・旧車などは不動でも30万円以上になるケースもあります。
| 不動の原因・状態 | 買取相場(普通車) | 備考 |
|---|---|---|
| バッテリー上がり・燃料切れのみ | 5〜30万円 | 復旧容易なため査定額高め |
| エンジン不動(修理費が高い) | 2〜10万円 | パーツ取り用として評価 |
| 事故車(走行不能) | 1〜8万円 | 損傷状態による |
| 長期放置(10年以上) | 数千円〜5万円 | スクラップ鉄価値が下限 |
| 旧車・希少車(不動) | 10〜100万円以上 | 専門業者への相談必須 |
不動車でも高値がつきやすい車種の傾向として、まずトヨタ・ホンダ・日産などの国産大手メーカーの人気モデルが挙げられます。これらは部品需要が高く、部品取り車としての価値が持続します。特にランドクルーザー・ハイエース・スカイラインなどは不動であっても驚くほどの価格がつくことがあります。
一方、輸入車(欧州車など)は部品の希少性から一部モデルは高値がつく場合もありますが、旧い輸入車は逆に需要が少なく値がつきにくいことも。軽自動車は車体が小さくスクラップ価値は低めですが、走行距離が少なく人気車種なら不動でも数万円程度の評価は期待できます。
✅ メリット:スクラップ価格(鉄くず価格)が下限になる
どんなに状態が悪い不動車でも、金属スクラップとしての価値(鉄くず価格)が存在します。2024年時点でスクラップ鉄の相場は1kgあたり約25〜35円。普通車の車両重量を約1,200kgとすると、スクラップとして約3〜4万円の最低価値が見込めます。完全にゼロにはなりにくいのが不動車買取の特徴です。
⚠️ 注意:相場は時期・地域によって変動する
鉄くず・アルミ・銅などの金属市況は国際相場と連動して変動します。また、海外輸出需要も為替や各国の規制によって変わります。ネット上の「相場情報」は半年〜1年前のものも多いため、必ず複数業者に実際の査定を取り寄せて比較することが重要です。

不動車の場合でも、年式と走行距離は査定額に大きく影響します。一般的に、年式が新しいほど(製造から5年以内など)パーツが流通しており需要が高いため、不動であっても査定額が上がりやすい傾向があります。
走行距離については、不動車の場合は通常車ほど大きな影響を受けない場合もありますが、低走行距離(5万km以下など)の不動車は「修理すれば使える」と判断されやすく、買取業者からの評価が高くなる傾向があります。
| 年式(製造年) | 走行距離 | 不動車査定目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 5年以内 | 5万km以下 | 10〜50万円 | 修理転売目的で高需要 |
| 5〜10年 | 5〜10万km | 5〜20万円 | パーツ需要が高い時期 |
| 10〜15年 | 10〜15万km | 2〜8万円 | 輸出用として評価 |
| 15年以上 | 15万km以上 | 数千円〜3万円 | スクラップ価値が主 |
不動車の出張査定は、電話またはWebフォームから申し込みができます。以下のステップで進むことが一般的です。
ステップ1:業者に連絡・申し込み
電話またはWebで「不動車の出張査定をお願いしたい」と伝えます。この時点で、車種・年式・走行距離・不動の状態・保管場所を伝えておくとスムーズです。
ステップ2:査定日時の調整
希望日時を伝え、担当者との都合を合わせます。多くの業者は最短当日〜翌日対応が可能です。土日祝日も対応している業者も多数あります。
ステップ3:査定当日(所要時間30分〜1時間程度)
担当者が指定場所に来訪し、車体・内装・エンジンルームなどを確認します。不動の原因や状態についての聞き取りも行われます。
ステップ4:査定額の提示と交渉
査定後、その場で買取価格が提示されます。納得できない場合は断ることができます(契約前であれば無料・無義務)。
ステップ5:契約・書類手続き
価格に合意したら契約書にサインし、必要書類(車検証・印鑑証明・譲渡証明書など)を準備します。
ステップ6:車両の引き取りと代金の受け取り
業者がレッカー車などで不動車を引き取ります。代金は即日現金払い・銀行振込など、業者によって異なります。
✅ メリット:レッカー代・引き取り費用も無料の業者が多数
不動車の場合、自走できないため移動にはレッカー車が必要です。多くの専門買取業者はレッカー費用も無料で対応しています。「動かせないから高くつくのでは」という心配は無用のケースがほとんどです。ただし、事前に「レッカーは無料か」を確認しておくことをおすすめします。
スムーズな査定・契約のために、以下の書類・持ち物を事前に用意しておきましょう。
なお、ローン残債がある車の場合は別途手続きが必要になります。ローン会社への確認と合わせて業者に相談しましょう。
⚠️ 注意:書類が揃っていない場合は事前相談を
車検証を紛失してしまった場合でも、買取自体は可能なことが多いですが、再発行手続き(運輸支局・軽自動車検査協会での手続き)が必要になります。書類に不備がある場合は事前に業者に相談すると、スムーズな対応アドバイスをもらえることが多いです。
査定当日、業者のスタッフはどこを見ているのかを知っておくことで、事前準備に役立てられます。主なチェックポイントは以下の通りです。
外装チェック:ボディのへこみ・キズ・サビの状態、パネルの修復歴(板金・塗装の跡)、ガラスのヒビ・割れ
内装チェック:シートの状態(破れ・汚れ)、ダッシュボード・パネルの割れ、エアコン・オーディオなどの動作確認
エンジンルームチェック:オイル漏れ・冷却水の漏れ・配線の損傷状態、バッテリーの状態
タイヤ・ホイールチェック:残溝・ひび割れ、ホイールのガリキズ・変形
下回りチェック:錆の程度・フレームのダメージ・オイル漏れの跡
不動車の買取を依頼できる業者には、大きく分けて以下の種類があります。それぞれ特徴が異なるため、自分の車の状態に合った業者を選ぶことが大切です。
①廃車・不動車専門業者:不動車・事故車・廃車の買取に特化した専門業者。不動車への知識が深く、状態を正確に評価できる強みがあります。輸出ルートや部品販売のネットワークを持ち、高値が期待できることが多いです。
②大手一括査定サービス:複数の業者に同時に査定依頼できるサービス。競争原理が働くため買取価格が上がりやすいですが、不動車に対応していない業者も含まれる場合があります。申し込み時に「不動車である」旨を明記することが重要です。
③地元の中古車・廃車業者:地域密着型で対応が早い場合があります。ただし、評価スキルや買取ネットワークは業者によって差が大きく、大手に比べると買取価格が低めになることも。

不動車買取業者を選ぶ際、以下の5点を必ず確認してください。
①古物商許可証を取得しているか:車の売買には古物商許可が必要です。許可なく買取を行っている業者は違法であり、トラブルのリスクがあります。許可証番号をホームページや名刺で確認しましょう。
②出張費・査定費・レッカー費が無料か:正規の専門業者であれば、これらの費用は原則無料です。「出張費として◯万円かかります」という業者は要注意です。
③複数業者への相見積もりを妨害しないか:「今すぐ契約しないと価格が下がる」「他社に見せないでほしい」などと言う業者は悪質業者の可能性があります。
④口コミ・評判を確認できるか:GoogleマップのレビューやSNSでの評判、消費者センターへの苦情情報などを確認しましょう。
⑤廃車手続きを代行してくれるか:買取後の抹消登録・廃車手続きを業者が代行してくれると、自分で運輸支局に行く手間が省けます。
✅ メリット:複数業者に相見積もりで買取額が平均20〜30%アップ
1社だけに査定を依頼するよりも、3社以上に相見積もりを取ることで、最終的な買取価格が平均20〜30%高くなるというデータがあります。「不動車だから1社で十分」と思わず、必ず複数社に見積もりを依頼しましょう。
⚠️ 注意:悪質業者の典型的な手口に要注意
「無料で引き取る」と言いながら後から高額の処分費用を請求するケース、名義変更を放置して駐車違反・事故の責任が元の所有者に来るケースなどが報告されています。契約書に「名義変更の完了期限」「費用に関する取り決め」が明記されているかを確認してください。
| 業者タイプ | 買取価格の高さ | 対応スピード | 手続きの簡便さ | おすすめな人 |
|---|---|---|---|---|
| 不動車・廃車専門業者 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | とにかくスムーズに売りたい人 |
| 一括査定サービス | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 少しでも高く売りたい人 |
| 地元の中古車業者 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 地元密着・顔が見える取引を望む人 |
| ディーラー(正規代理店) | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | 新車購入の下取りとしての利用 |
不動車であっても、査定前に少し手間をかけるだけで買取額が数千円〜数万円変わることがあります。以下の対策を試してみてください。
①車内の清掃:ゴミ・私物を取り除き、シートやマット周りを清潔にしておくだけで「大切に扱われていた車」という印象を与えられます。内装の評価は査定額に直接影響します。
②書類を揃える:車検証・整備記録(点検記録簿)・修理履歴などが揃っていると、業者側のリスクが下がり、高評価につながります。特に定期的にディーラーで点検を受けていた記録は重要です。
③故障・不動の経緯を正確に伝える:「いつから・何が原因で」動かなくなったかを正確に把握・説明できると、業者が適切な評価をしやすくなります。曖昧な情報は低めの保守的な評価につながることがあります。
④オプションパーツ・アクセサリーを確認する:社外品のオーディオ、後付けのナビ、カスタムホイールなど、オプションとして追加した装備は買取額の上乗せ要因になります。取り付けたパーツのリストを作っておきましょう。
✅ メリット:整備記録があると査定額が5,000円〜3万円アップするケースも
定期的な点検・オイル交換などの整備記録(メンテナンスノート)が残っている不動車は、「メンテナンスが行き届いていた車」として業者からの評価が高くなります。過去の整備記録をまとめておくことをおすすめします。
査定額の提示を受けた後、すぐに承諾するのではなく、以下の交渉テクニックを活用することで、最終的な買取額を引き上げられる可能性があります。
「他社でも見積もりを取っています」と伝える:競合他社の存在を示すだけで、業者が価格を引き上げるケースがあります。実際に複数社の見積もりを取っているなら、その金額を提示しましょう(「◯社で△万円の提示を受けています」など)。
「今日中に決めてほしい」という業者の言葉に乗らない:「今日だけの特別価格です」というセールストークは、冷静な判断を妨げる常套句です。最低24時間の検討時間を確保しましょう。
付属品・書類の完備をアピールする:スペアキー・整備記録・オプション品など、査定額に影響する付属品を漏れなくアピールします。
⚠️ 注意:故障や事故の事実を隠すと後でトラブルに
査定額を上げたいあまりに、修復歴・浸水歴・重大な故障などの事実を隠すことは絶対に避けてください。後から発覚した場合、契約の取り消しや損害賠償請求につながることがあります。正直に伝えた上で、価値のある点をしっかりアピールするのが正しい交渉術です。
不動車の売却タイミングも、買取額に影響することがあります。以下のポイントを意識しましょう。
放置期間を長くしない:不動車は放置すればするほど劣化が進みます。バッテリーの硫酸化・タイヤのひび割れ・金属部品の腐食など、時間の経過とともに価値は下がる一方です。「どうしようか迷っている間」が最も価値を損なっている時間です。思い立ったら早めに査定を依頼するのが鉄則です。
鉄スクラップ市況が高い時期を狙う:金属相場が高い時期(一般的に年度末・3〜4月、または円安・資源高の局面)は、スクラップとしての下限価格が上がり、全体的な買取価格も上昇する傾向があります。
車検切れ直前より切れてからの方が交渉しやすいケースも:逆説的ですが、車検が切れた後は「動かせない・使えない」状態が明確になるため、業者も不動車として明確な評価をしやすくなります。車検が残っている状態での売却も可能ですが、残車検の有無が査定額に大きく反映されます。

✅ まとめ:FAQのポイント
不動車の出張査定は「無料・手軽・すぐ動ける」のが最大のメリットです。車検切れ・名義問題・断りにくい不安など、多くのよくある疑問は買取業者への相談で解決できます。一人で悩まずにまず問い合わせてみることが最善の一手です。
⚠️ 知っておきたい:クーリングオフ制度について
出張査定で業者が訪問した場合の契約は、特定商取引法上の「訪問購入」に該当する可能性があります。この場合、契約書面受領から8日間はクーリングオフ(無条件解約)が可能です。「やっぱり売らなければよかった」と思ったときの保険として、制度の存在を覚えておきましょう。
この記事で解説してきた内容を振り返ります。不動車でも専門の買取業者に出張査定を依頼すれば、費用ゼロで査定を受けられ、数千円〜数十万円の収入を得られる可能性があります。廃車にする前に、必ず買取専門業者への相談を行うことが最善の選択です。
買取額を最大化するためには、①複数業者への相見積もり、②書類・付属品の完備、③不動の経緯を正確に伝えること、④放置期間を長くしないこと——この4点が特に重要です。
業者選びでは、古物商許可の確認・費用の透明性・悪質業者の手口への警戒が欠かせません。正規の専門業者であれば、出張費・査定費・レッカー費は無料が基本です。
以下のチェックリストで、売却前の準備を最終確認してください。
✅ 最終メッセージ:迷っている時間が最大の損失
不動車は時間の経過とともに確実に価値が下がります。バッテリーの劣化・タイヤのひび割れ・サビの進行・内装の劣化——これらはすべて放置期間に比例して悪化します。「まだ売るか迷っている」という状態であっても、まず無料の出張査定を受けてみることを強くおすすめします。査定を受けたからといって必ず売る必要はありません。価格を知った上で最善の判断をしてください。
⚠️ 最後の注意:「無料廃車引き取り」広告の落とし穴
ネットで「不動車 無料引き取り」と検索すると、費用ゼロで車を引き取るという広告が多数表示されます。中には正規の業者も含まれますが、「無料引き取り=適正価格での買取」ではありません。無料引き取りは「買取価格ゼロ円で引き取る」ということであり、専門業者に買取査定を依頼すれば本来は数万円の収入になるはずの車を、タダで渡してしまっていることになります。必ず「買取」専門業者への相見積もりを先に行いましょう。
この記事を読み終えたら、以下のアクションをすぐに実行してください。
アクション1:「不動車 買取 出張査定」で検索し、専門業者のサイトを3〜5社ピックアップする
アクション2:各業者のWebフォームまたは電話で「不動車の出張査定を依頼したい」と連絡する
アクション3:査定日時を最短の日程で設定し、書類・持ち物を準備する
アクション4:各社の査定額を比較し、最も条件のよい業者と契約する
不動車は「厄介者」ではなく「価値ある資産」です。正しい知識と正しい業者選びで、あなたの不動車を最大限の価値で売却してください。