「ホームページを作りたいけど、何から始めればいいかまったくわからない」「社内にWeb担当者がいないから、全部任せられる業者を探している」――そんな悩みを抱えている中小企業の経営者・担当者の方は非常に多いです。本業に集中しながらプロに丸投げできるホームページ制作サービスを正しく選べば、コストを抑えつつ集客力の高いサイトを手に入れることができます。この記事では、丸投げ制作の具体的な流れ・相場・失敗しない業者選びまで徹底解説します。
目次
中小企業がホームページ制作を「丸投げ」するとはどういうことか
丸投げ制作の費用相場と料金の内訳
丸投げできる制作会社の選び方・比較ポイント
ホームページ制作を丸投げする流れとスケジュール
丸投げ制作で失敗しないための注意点
丸投げ制作に活用できる補助金・助成金
よくある質問(FAQ)
中小企業がホームページ制作を「丸投げ」するとはどういうことか
「丸投げ」という言葉にネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ビジネスの世界では専門外の業務をプロに委託する合理的な判断 です。特に中小企業においては、Web担当者を専任で配置する余裕がないケースがほとんど。ホームページ制作を丸投げするとは、企画・ヒアリング・デザイン・コーディング・テキスト作成・公開・保守まで、制作に関わるすべての工程を制作会社に委託することを指します。
丸投げ制作で依頼できる主な業務範囲
制作会社によって対応範囲は異なりますが、一般的に以下の業務を一括で請け負ってくれます。
競合調査・ターゲット設定などのサイト設計
サイトマップ(ページ構成)の作成
デザインカンプ(デザイン案)の制作
HTML/CSS・WordPressなどを使ったコーディング
写真撮影・文章(テキスト)ライティング
お問い合わせフォームやGoogleマップの設置
SEO初期設定・Googleアナリティクス導入
ドメイン取得・サーバー契約の代行
公開後の保守・更新サポート
丸投げ制作と部分依頼の違い
「デザインだけ」「コーディングだけ」という部分依頼と比較すると、丸投げ制作は初期コストが高くなる傾向がありますが、経営者や担当者の工数(時間)コストを大幅に削減 できます。以下の表で違いを整理します。
依頼方式
自社の作業負担
費用目安
向いている企業
完全丸投げ
ほぼゼロ(確認・承認のみ)
30万〜200万円
Web担当者がいない企業・開業直後
半丸投げ(素材提供あり)
写真・テキスト素材を用意
15万〜80万円
素材は揃っているが制作スキルがない企業
部分依頼(デザインのみ等)
コーディング・公開作業は自社
5万〜30万円
エンジニアが社内にいる企業
テンプレート自作(Wix等)
ほぼすべて自社対応
月額1,000〜5,000円程度
予算が極めて限られているスタートアップ
✅ 丸投げ制作のメリット
本業に集中できる:経営者・スタッフの時間を制作工数に奪われない
クオリティが安定する:プロのデザイナー・ライターが担当するため完成度が高い
SEOやセキュリティ設定もまとめて対応:公開後すぐに集客に動けるサイトが完成する
トラブル時の対応窓口が一本化される:不具合が起きても相談先が明確
⚠️ 丸投げ制作の注意点
業者任せにしすぎると「イメージと違う」仕上がりになるリスクがある
制作後に自社で更新できない仕様になっていることがある(CMS導入を必ず確認)
保守費用が毎月発生するケースが多い(月額5,000〜3万円程度)
中小企業が丸投げを選ぶ理由トップ3
中小企業白書(2023年版)の調査でも、IT活用における課題の第1位は「人材・知識不足(68.4%)」でした。Web制作の専門知識がない中で、限られたリソースを有効活用するための最善策が「丸投げ」なのです。
丸投げ制作の費用相場と料金の内訳
ホームページ制作を丸投げする際の費用は、業者の規模・ページ数・機能の複雑さによって大きく異なります。相場を正確に把握しておくことで、見積もりが適正かどうかを判断できます。ここでは、中小企業向けの代表的なケースごとに費用を整理します。
制作規模別の費用相場
サイト規模
ページ数目安
費用相場(税別)
主な用途
スモールパッケージ
5〜10ページ
15万〜40万円
名刺代わりの会社案内サイト
スタンダードパッケージ
10〜30ページ
40万〜100万円
採用・集客・信頼構築を目的としたコーポレートサイト
カスタム制作(大規模)
30ページ以上
100万〜300万円
ECサイト・予約システム・会員機能付きサイト
ランディングページ(LP)
1ページ
10万〜50万円
特定商品・サービスの集客・問い合わせ獲得
料金に含まれる主な内訳
「制作費○○万円」の見積もりを受け取ったとき、その内訳がわかっていないと後から追加費用が発生することがあります。下記の内訳を事前に確認しましょう。
費用項目
相場金額
備考
企画・設計費
3万〜10万円
サイトマップ作成・競合調査・要件定義
デザイン費
10万〜50万円
TOPページ・下層ページのデザイン制作
コーディング費
10万〜40万円
HTMLコーディング・WordPress組み込み
ライティング費
3万〜15万円
各ページのテキスト作成(SEO対応含む)
写真撮影費
3万〜20万円
スタジオ撮影・出張撮影・素材費
SEO初期設定費
2万〜10万円
メタタグ設定・構造化データ・GA4導入
ドメイン・サーバー初期費
1万〜5万円
取得代行・初期設定費用
保守・管理月額費
5,000〜30,000円/月
セキュリティ更新・バックアップ・軽微な修正
✅ 費用を抑えるコツ
写真素材(自社写真)を事前に用意するだけで撮影費を3〜10万円削減できる
WordPressのテンプレートを活用したパッケージプランを選ぶとデザイン費が抑えられる
IT導入補助金・小規模事業者持続化補助金を活用すると最大50〜75%の補助が受けられる
⚠️ 格安業者に潜むリスク
「5万円でホームページ作成」「3万円コミコミ」という広告を見かけることがありますが、極端に安い業者はテンプレートの使いまわし・SEO設定なし・保守対応なしというケースが多く、結果的に再制作コストがかかることも。最低でも15万円以上のプラン から比較検討することをおすすめします。
丸投げできる制作会社の選び方・比較ポイント
ホームページ制作会社は日本全国に数万社以上存在しており、どこに依頼すればよいか迷うのは当然です。ここでは中小企業が丸投げで失敗しないための具体的な選定基準 を5つのポイントで解説します。
制作会社の種類と特徴を比較する
業者タイプ
費用感
品質・対応力
こんな企業に向いている
大手Web制作会社
100万円〜
高品質・体制が整っている
予算に余裕のある中堅〜大企業
地域密着型の中小制作会社
30万〜100万円
業種特化の実績あり・細かい対応
地元密着でビジネスをする中小企業
フリーランスチーム
15万〜50万円
コスパ良好・柔軟な対応
費用を抑えたいスタートアップ・個人事業主
クラウドソーシング活用型
5万〜20万円
ばらつきが大きい
一部の業務だけ切り出して依頼したい場合
必ず確認すべき5つのポイント
制作会社に問い合わせる前に、以下の5つのチェックポイントを頭に入れておきましょう。
同業種・同規模の制作実績があるか :ポートフォリオで自社に近い業種の事例を確認する。「飲食店サイトを30件以上制作」など具体的な実績があると信頼度が高い。
WordPressなど自社更新できるCMSを使うか :公開後に自社でブログ更新・お知らせ投稿ができるかを必ず確認する。
SEO対策が制作費に含まれているか :メタタグ・タイトルタグ・サイトマップ送信など基本的なSEO設定が標準で含まれているかを確認する。
公開後の保守・サポート体制 :不具合発生時の対応時間・保守範囲・料金が明記されているかを確認する。
著作権・ドメインの帰属先 :制作物の著作権・ドメイン・サーバーの所有権が最終的にクライアント(自社)に帰属するかを契約前に確認する。
見積もりを複数社から取る重要性
同じ要件でも、制作会社によって見積もり金額は2〜5倍の差が出ることも珍しくありません 。最低でも3社以上から見積もりを取り、価格と提案内容を比較しましょう。見積もり依頼は無料で行っている会社がほとんどです。また、見積もりの取り方として「A4一枚の要件シート」に、①サイトの目的、②ページ数の目安、③必要な機能(問い合わせフォーム・予約機能等)、④希望デザインの参考URL、⑤公開希望日を記載するだけで、各社から精度の高い提案を受けられます。
✅ 優良業者を見分けるサイン
初回ヒアリングでこちらの事業・目標を深く聞いてくれる
制作実績のURLを具体的に見せてくれる
見積もりの項目が細かく記載されており、何にいくらかかるかが明確
サイト公開後の「成果目標」を一緒に考えてくれる
契約書や業務委託書を必ず締結する
⚠️ 要注意な業者のサイン
見積もりに「一式」と書いてあり内訳が不明
ドメイン・サーバーの名義を制作会社にしようとする(逃げられなくなるリスク)
制作実績の開示を渋る
強引な割引・「今日中に契約なら○万円引き」などの営業圧力
保守契約が「永年必須」「解約不可」などの不合理な条件
制作会社の探し方
「中小企業 ホームページ 制作 丸投げ」でGoogle検索するのはもちろん、以下の方法でも優良業者を見つけることができます。
地元の商工会議所・商工会 :信頼できる地域の制作会社を紹介してもらえることがある
Googleビジネスプロフィールの評価 :実際の利用者のレビューが参考になる
ホームページ制作会社の比較サイト :「発注ナビ」「アイミツ」「クラウドワークス」など
知人経営者の紹介 :同じ業種・規模の企業からの口コミは信頼度が高い
ホームページ制作を丸投げする流れとスケジュール
「丸投げだから何もしなくていい」と思いがちですが、実際にはいくつかの確認・承認作業がクライアント側にも発生 します。流れを事前に把握しておくことで、スムーズに進行できます。一般的なスタンダードパッケージ(10〜30ページ)の場合、着手から公開まで約6〜12週間 かかります。
制作の全体スケジュールと各フェーズの詳細
フェーズ
期間目安
主な作業内容
クライアントの作業
①ヒアリング・企画
1〜2週間
事業内容・目標・競合調査・サイトマップ作成
ヒアリングシートの回答・参考サイトの提示
②デザイン制作
2〜3週間
TOPページデザイン案・カラー・フォント選定
デザイン修正指示(2〜3回程度)
③コーディング・CMS組み込み
2〜3週間
HTML/CSS・WordPress構築・フォーム設置
テキスト・写真素材の提供(丸投げの場合は不要)
④テスト・修正
1〜2週間
動作確認・スマホ表示確認・SEO設定
最終確認・修正指示
⑤公開・引き渡し
1週間
本番サーバーへの移行・DNS設定・Googleサーチコンソール登録
管理画面ログイン情報の受け取り・操作確認
ヒアリング前に準備しておくと進行がスムーズになる情報
完全丸投げといえど、最低限以下の情報は制作会社に伝える必要があります。事前にまとめておくと制作がスムーズに進みます。
会社名・住所・電話番号・メールアドレス
事業内容・提供サービスの概要
ターゲット顧客(例:30〜50代の地元の法人担当者など)
好みのデザイントーン(参考サイトのURL3件程度)
使用したい写真・ロゴデータ(あれば)
公開希望日・予算の上限
公開後にやるべき3つのこと
ホームページを公開した後も、成果を出すためには以下の3つのアクションが重要です。
Googleビジネスプロフィールの設定・連携 :地域検索(「〇〇市 ○○業者」など)での表示に直結する。
SNS・名刺・チラシへのURL掲載 :オフラインの集客チャネルとWebを連携させる。
Google Analytics(GA4)でアクセス数を月1回確認 :どのページに人が来ているかを把握し、改善に活かす。
✅ 丸投げでもスムーズに進むコツ
決裁者(社長・責任者)が直接ヒアリングに参加すると修正回数が減る
「好きなサイト・嫌いなサイト」を3件ずつ伝えるだけでデザイン方向性がブレない
修正指示は「なんとなく違う」ではなく「〇〇のような色味にしてほしい」と具体的に
スケジュールに2週間程度の予備期間を設けておくと余裕を持てる
⚠️ スケジュール遅延の主な原因
素材提供の遅れ:テキスト・写真の提供が遅れると制作全体が止まる
修正指示の繰り返し:デザイン修正が5回以上になると追加費用が発生する場合も
社内の確認フローの長さ:承認者が多いほど公開が遅れる。あらかじめ決裁者を一人に絞る
丸投げ制作で失敗しないための注意点
「制作費を払ったのに思ったようなサイトにならなかった」「業者が連絡に応じなくなった」といったトラブルは残念ながら少なくありません。ここでは、実際によく起きる失敗事例とその回避策 を詳しく解説します。
よくある失敗事例5パターン
完成物がイメージと大きく異なる :ヒアリングが不十分で「お互いのイメージのズレ」が生じたケース。回避策:参考サイトを3件以上提示し、デザイン確認の機会を必ず契約に含める。
ドメインやサーバーを業者名義にされた :業者変更や解約時にサイトが移行できなくなる。回避策:契約前に「ドメイン・サーバーはクライアント名義で取得する」ことを明記してもらう。
公開後に更新できない :静的HTMLで納品され、テキスト1行変えるのに都度費用が発生。回避策:WordPressなどのCMSで納品してもらい、管理画面の操作マニュアルも一緒に受け取る。
SEO効果がまったくない :見た目はきれいでも、Googleに認識されないサイトになっている。回避策:契約前に「基本的なSEO設定(メタタグ・サイトマップ送信・表示速度最適化)が含まれるか」を確認。
保守契約で費用が膨らむ :月額3万円以上の保守費用を続けているが、実質作業ゼロという状況。回避策:保守契約の内容(何をいくらで対応するか)を詳細に確認し、更新作業は自社で行う選択肢も検討する。
契約書に盛り込むべき重要事項
口頭での約束はトラブルのもとです。以下の項目が契約書・業務委託書に明記されているかを必ず確認してください。
制作物の著作権の帰属(最終的にクライアントに帰属すること)
修正回数の上限と、超過した場合の追加費用
納期・スケジュールの明記
公開後の不具合対応の範囲と期間
途中解約時の費用精算ルール
個人情報の取り扱い(お問い合わせフォームのデータ管理等)
アフター・フォロー体制の確認
ホームページは公開がゴールではなく、公開後の運用こそが成果につながります。以下の点を制作会社に事前確認しましょう。
WordPressのバージョン・プラグインのアップデート対応
不具合発生時の対応時間(「翌営業日以内に返答」など)
年1回程度のSEO・デザインの定期見直しプランの有無
✅ 信頼できる契約を結ぶためのチェックリスト
□ 見積書に作業内容の詳細が記載されている
□ 契約書・業務委託書が交わされる
□ ドメイン・サーバーの名義がクライアントになっている
□ 著作権がクライアントに帰属することが明記されている
□ 修正回数・追加費用の条件が明確
□ 公開後サポートの範囲・期間・費用が記載されている
⚠️ 解約時のリスクに注意
「保守契約を解約したら管理画面のパスワードを教えてくれなくなった」というトラブル事例もあります。契約前に「保守契約を解約した場合でも、サイトの管理権限(ドメイン・サーバー・WordPress管理画面)は引き渡される」ことを確認・明記しておくことが非常に重要です。
丸投げ制作に活用できる補助金・助成金
中小企業がホームページ制作を丸投げで依頼する際、初期費用の高さがネックになることがあります。しかし、国や自治体の補助金・助成金を活用することで、実質費用を大幅に抑えることが可能 です。ここでは代表的な3つの制度を解説します。
IT導入補助金
中小企業庁が実施するIT導入補助金は、中小企業・小規模事業者のITツール導入を支援する補助金です。ホームページ制作もITツールの一部として認定業者(IT導入支援事業者)を通じて申請できます。
補助率: 1/2〜3/4(プロセス枠によって異なる)
補助額上限: 通常枠で最大450万円
対象: 中小企業・小規模事業者(従業員数・資本金による要件あり)
申請方法: IT導入支援事業者(制作会社)と一緒に申請する
注意点: 採択される保証はなく、交付決定前に発注・着手してはいけない
小規模事業者持続化補助金
商工会議所・商工会を通じて申請する補助金で、販路開拓・集客のためのホームページ制作費が対象になります。
補助率: 2/3
補助額上限: 通常枠50万円・特別枠200万円
対象: 従業員20人以下(サービス業は5人以下)の小規模事業者
手続きの窓口: 地域の商工会議所・商工会
実績が豊富: 過去に多くの中小事業者がホームページ制作に活用している実績あり
各都道府県・市区町村の独自補助金
国の補助金以外にも、都道府県・市区町村が独自にWeb制作費の補助制度を設けていることがあります。例えば東京都の「TOKYO戦略的中小企業集客支援事業」など、地域によってはより使いやすい制度が存在します。自社が所在する自治体の産業振興課に問い合わせるか、「〇〇市 ホームページ 制作 補助金」で検索してみましょう。
✅ 補助金申請を成功させるポイント
IT導入補助金に対応した「IT導入支援事業者」に登録している制作会社を選ぶ
事業計画書(経営計画書)の作成は商工会議所の経営指導員に無料で相談できる
補助金の締め切り・スケジュールは毎年変わるため、早めに情報収集を始める
申請〜採択〜発注〜納品〜実績報告まで半年以上かかるケースもあるため、余裕を持って計画する
⚠️ 補助金申請時の注意事項
交付決定通知が届く前に制作を開始した場合、補助金が受け取れなくなる
「補助金で無料になる」と勧誘する業者には注意(採択は確約されない)
実績報告書類の提出が遅れると補助金が支払われないケースもある
補助金・制度の比較一覧
制度名
補助率
上限額
主な対象
申請窓口
IT導入補助金
1/2〜3/4
最大450万円
中小企業・小規模事業者
IT導入支援事業者経由
小規模事業者持続化補助金
2/3
50万〜200万円
従業員20人以下の小規模事業者
地域の商工会議所・商工会
ものづくり・商業・サービス補助金
1/2〜2/3
最大1,250万円
革新的なサービス開発に取り組む中小企業
各都道府県の中小企業団体
都道府県・市区町村の独自補助
1/2〜2/3(地域による)
10万〜50万円程度
各地域の中小企業・個人事業主
地元自治体の産業振興課
よくある質問(FAQ)
中小企業のホームページ制作を丸投げで依頼する際によく寄せられる質問をまとめました。疑問点の解消にお役立てください。
Q. ホームページ制作の丸投げはどのくらいの期間で完成しますか?
A. サイトの規模によって異なりますが、5〜10ページの小規模なコーポレートサイトで約4〜6週間、10〜30ページのスタンダードサイトで約6〜12週間が目安です。EC機能や予約システムを搭載する大規模サイトの場合は3〜6ヶ月かかることもあります。なお、クライアント側の確認・承認作業に時間がかかるとその分遅延するため、担当者を一人に絞ってスムーズなコミュニケーションを心がけましょう。
Q. 完全に丸投げで、自社はほぼ何もしなくていいですか?
A. 完全丸投げプランでも、①ヒアリングへの参加(1〜2時間)、②デザイン案への確認・修正指示(2〜3回)、③最終確認・承認というプロセスは必要です。ただし、テキスト作成・写真撮影・SEO設定・サーバー手続きなど専門的な作業はすべて制作会社が担当するため、自社の作業時間は合計で4〜8時間程度に収まることが多いです。「ゼロで良い」というわけではありませんが、本業への影響は最小限に抑えられます。
Q. 公開後に自社でホームページを更新・修正できますか?
A. WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を使って制作されたサイトであれば、公開後に自社でお知らせの投稿・テキストの変更・画像の差し替えなどが可能です。制作会社に依頼する際は「WordPressで納品してほしい」「管理画面の操作マニュアルも提供してほしい」と明示することをおすすめします。なお、デザインの大幅変更やプラグインの追加などは専門知識が必要なため、保守契約を活用するか都度見積もりを取るのがベターです。
Q. 丸投げ制作でSEO対策も一緒にお願いできますか?
A. 多くの制作会社で、制作費に基本的なSEO初期設定(メタタグ・タイトルタグ・サイトマップ・構造化データ・Googleアナリティクス導入など)が含まれています。ただし「上位表示を保証する」「特定のキーワードで1位にする」という約束はどんな業者もできません。継続的なSEO対策(記事ブログ運用・被リンク獲得・サイト改善)は制作後の別途施策として、月額2万〜10万円程度で対応している制作・運用会社に依頼するのが一般的です。
Q. 現在すでにホームページがあります。リニューアルも丸投げできますか?
A. はい、リニューアルも丸投げで対応できる制作会社がほとんどです。新規制作と比較してリニューアルの場合は、①現行サイトのSEO評価を引き継ぐためのリダイレクト設定、②既存コンテンツの移行・整理、③デザイン刷新という工程が加わります。費用は新規制作と同等か、コンテンツ移行工数によっては若干高くなるケースもあります。現行サイトのドメインをそのまま引き継ぐか新たに取得するかも、あわせて相談しましょう。
Q. 業者を選ぶとき、地元の制作会社とネットで見つけた全国対応の会社、どちらがよいですか?
A. 両者にそれぞれ長所があります。地元の制作会社は対面での打ち合わせができ、地域の特性や競合環境を熟知しているという強みがあります。一方、全国対応の会社はオンラインで完結するため、地域に関係なく専門性の高い業者や予算に合ったプランを選べます。最終的にはポートフォリオ・実績・価格・コミュニケーションの相性で選ぶのが最も重要です。まずは3社以上に問い合わせて、担当者の対応の丁寧さや提案力を比較することをおすすめします。
まとめ:中小企業のホームページ制作は丸投げで確実に成果を出そう
本記事では、中小企業がホームページ制作を丸投げする際に知っておくべきすべての情報を解説しました。最後に要点を整理します。
丸投げとは :企画からデザイン・コーディング・SEO設定・公開まで制作会社にすべて委託する方法。本業集中・品質安定・窓口一本化のメリットがある。
費用の目安 :5〜10ページで15〜40万円、10〜30ページで40〜100万円が相場。ライティング・撮影が含まれるかを必ず確認する。
業者選びの鉄則 :同業種の実績確認・CMS対応・SEO設定の有無・ドメイン名義・保守体制の5点を必ずチェックする。
失敗を防ぐ方法 :参考サイトを提示・契約書で著作権・修正回数・解約ルールを明記・ドメインはクライアント名義にする。
補助金を活用 :IT導入補助金(最大450万円)・小規模事業者持続化補助金(最大200万円)を活用すれば実質費用を大幅削減できる。
ホームページは作って終わりではなく、育てていくものです。信頼できるパートナー(制作会社)を見つけ、丸投げで高品質なサイトを手に入れた上で、公開後の運用・改善にもしっかり取り組んでいきましょう。まずは3社以上に無料見積もりを依頼することから始めてみてください。
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