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まるなげ ブログ 【イベント差別化】コロナ後に勝ち続ける唯一の戦略

【イベント差別化】コロナ後に勝ち続ける唯一の戦略

イベントを差別化するメリット

コロナウイルスの流行が落ち着き、"コロナ後"の世界ではオンライン・オフライン両方のイベントを開催する企業が増えています。競合数が増す中で、いかに"差別化"してイベントを打ち出すかが企業の成長と成功を左右する大きなポイントです。ここでは、"イベントを差別化"することのメリットを改めて整理してみましょう。

まず、イベントが差別化されていると以下のような効果が期待できます。

①“ブランド価値”の向上
企業独自のコンセプトや演出が伝われば、「あの会社は他と違う」「こだわりがある」という印象を強く与えます。結果として、消費者の頭の中にブランドの個性が刻まれ、"ブランド価値"の向上につながります。

②顧客からの“信頼獲得”
ユニークな企画や、来場者ファーストの設計が徹底されていれば、その企業は「顧客のことをよく考えている」という好印象を与えます。これが"信頼獲得"に直結し、長期的にみても顧客ロイヤルティを高める効果があります。

③新規顧客や“リピーター”の獲得
イベント自体が話題になり、SNSや口コミなどで拡散されると、新規顧客が興味を持ちやすくなります。また「面白かった」「期待以上だった」と感じた参加者はリピーターになりやすいため、"リピーター"獲得の一助にもなります。

④競合との“差別化”による優位性
イベント数が増えれば増えるほど、埋もれてしまうリスクも高まります。しかし、"差別化"されたイベントであれば、競合と比較されたときに「こっちのイベントのほうが魅力的だ」と思ってもらえ、顧客の選択を勝ち取る可能性が高まります。

このように"イベント差別化"は、ブランド強化や顧客獲得に直結する大きな鍵となります。では具体的にどのようなステップで差別化を進めればよいのでしょうか?

イベント成功につながる4つの差別化ポイント

イベントを差別化するためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。ここでは、すぐに実践できる"4つの差別化ポイント"をご紹介します。

① 独自コンセプトでブランド価値を高める

イベントの差別化を図るうえで最初に取り組むべきなのが、"独自のコンセプト設計"です。多くのイベントでは、趣旨や目的は似通っていても、そこに企業独自の「想い」や「ストーリー」が十分に乗せられていないケースがあります。

・”ターゲット層がどのような悩みを抱えているか”
・”どのような世界観を体験してほしいのか”
・”企業ブランドのコアメッセージは何か”

これらを深堀りし、"他社にはないコンセプト"を打ち出すことが重要です。例えば、「オンラインとオフラインのいいとこ取りをした“ハイブリッドイベント”」「サステナビリティをテーマにした体験型展示」「食と文化をテーマに地域活性化につなげる企画」など、コンセプトが明確であればあるほど、参加者の"心に残りやすい"イベントになります。

また、"ブランド価値"を一貫して高めるためには、イベントタイトル・デザイン・スタッフのユニフォーム・SNS投稿のトーン&マナーなど、すべてに統一感を持たせることも大切です。細部にこだわった演出は「この企業は細やかな部分まで配慮している」といった好印象を与え、信頼につながります。

② 顧客体験を最大化するオンライン活用

"コロナ後"でもオンラインイベントやハイブリッド形式の開催は定着しつつあります。オンラインには、以下のようなメリットがあります。

①“場所や時間の制約を大幅に緩和”できる
②“世界中の参加者”をターゲットにできる
③双方向コミュニケーションツールで“顧客体験”を向上させやすい

オンラインを使いこなすと"来場者数"を最大化できるだけでなく、イベント全体での"顧客接点"を増やすことが可能です。例えば、事前にウェビナーやSNSライブで“イベントの見どころ紹介”をして興味を喚起したり、アーカイブ動画を配信して"当日参加できなかった層"にもリーチしたりと、"コンテンツの再利用"がしやすいのもオンラインならではの強みです。

さらに、チャットやQ&A機能、投票システムを導入することで、参加者が能動的にイベントへ関わる仕組みを作れます。これにより“顧客体験”が向上し、オンラインでも満足度を高めることができます。

③ 会場設営と演出でリアルの魅力を強化

オンラインが普及する一方で、"リアル(オフライン)イベントの魅力"も根強く支持されています。実際に"コロナ後"の各種展示会・セミナーでは、リアル参加へのニーズが高まっているケースも多いです。

リアルイベントで特に意識すべき差別化ポイントは以下の通りです。

①”会場選び”でブランド感を演出
イベントのテーマやコンセプトに合った会場を選ぶだけでなく、アクセスの良さや外観のインパクトも含めて検討することで、参加者の満足度を大きく高めることができます。特にSNS拡散を狙う場合、フォトジェニックなスポットがある会場は有利です。

②”導線設計”と”スタッフのホスピタリティ”
受付からステージ・ブースへの動線をストレスなく設計することで、参加者の印象は大きく変わります。また、スタッフが丁寧に応対するだけでなく、「会場内で困っている人を積極的にサポートする」「SNS投稿を促すプチギフトを配る」といった演出で、"人間味"のある体験を提供すると、"リアル"な場の強みが一層際立ちます。

③”リアルならでは”の体験ブースや試飲・試食
オンラインでは味わえない体験を提供できるのはリアルイベントの最大の強みです。実際に触れる、試してみる、アドバイスを直接受けるなどの体験型企画を取り入れることで、イベントの"満足度"と"記憶定着度"を高めることが可能です。

リアルとオンラインの"ハイブリッド"で展開する場合も、会場内でしかできない体験を明確に打ち出し、「現地に来るとこんなメリットがある」と訴求することで、"来場者"の動機づけにもつなげましょう。

④ SNS活用と口コミ誘導で集客力を高める

昨今、イベントの"集客"で欠かせないのがSNSの活用です。特にInstagram・Twitter(X)・TikTokなど、拡散力のあるメディアを活用すれば、一気に情報が広がる可能性があります。ここでは、SNSと口コミ誘導のポイントを整理します。

①”ハッシュタグ戦略”で認知を広げる
イベントの公式ハッシュタグを作り、事前から運営側・参加予定者・関係者が積極的にSNS投稿することで、検索や関連投稿から多くの人の目に触れやすくなります。ハッシュタグは覚えやすく、短いものがおすすめです。

②”インフルエンサー”や”ファン”を巻き込む
特定のジャンルで影響力を持つインフルエンサーや、既に自社の製品・サービスを愛用しているファンを優先的に招待・紹介すると、クチコミがより活発に広がります。参加者が楽しめるコンテンツを提供しやすくなるため、結果的に"集客力"も高まるでしょう。

③”SNS投稿を促す仕掛け”でクチコミを誘導
会場内にフォトスポットを設置したり、SNS投稿で景品が当たるキャンペーンを実施したりするなど、参加者が「思わずSNSにシェアしたくなる」仕掛けを作ります。特にフォトブースや限定グッズは写真映えしやすく、"自然なクチコミ"につながりやすいです。

このようにSNSと口コミは、"イベント成功"を大きく左右する要素です。オンラインとオフラインの組み合わせで、多方面から情報を拡散していくことが重要になります。

コロナ後イベントの最新トレンドと成功事例

"コロナ後"のイベントには、単なる会場開催だけでなく、"オンライン×オフライン"を組み合わせた"ハイブリッド型"が増えています。ここでは、実際に成功しているトレンドの一例をご紹介します。

①"ハイブリッドセミナー"の普及
多くの企業が、リアル会場でのセミナーを開催しつつ、オンラインでもライブ配信を行う形を採用しています。リアル会場では「講師との直接コミュニケーション」や「質疑応答の場」を重視し、オンラインでは「移動時間を削減して自宅から参加」「見逃した部分をアーカイブ視聴」できるメリットを訴求しています。これにより、"幅広い層"にアプローチ可能となり、イベント全体の満足度を引き上げる事例が目立ちます。

②"サテライト会場"を活用した分散型イベント
メイン会場が混み合うことを避けるために、複数のサテライト会場を用意し、各拠点をオンラインでつなぐ手法も注目されています。これにより参加者の"混雑緩和"や"密"の回避が可能となり、感染症対策をしっかり行いながらもリアルの空気感を味わえるメリットがあります。

③"バーチャルエキスポ"で広がる新たな体験
オンライン上に3D会場を設け、アバターで自由に移動してブースを回れる"バーチャルエキスポ"もコロナを契機に急速に普及しました。技術が進化するにつれ、"ゲーム感覚"で情報収集ができたり、チャットやボイスで交流できたりと、リアルでは実現しづらい"新しい体験"を提供できる点が強みです。

【イベント差別化のまとめ】
コロナの収束が見え始めた今、オンラインとオフラインを上手に組み合わせ、"顧客体験"を最大化したイベントが勝ち残る傾向にあります。差別化の鍵は、「独自コンセプト」「オンライン活用」「リアルの強化」「SNS・口コミ戦略」の"4つのポイント"をバランス良く押さえること。さらに、最新トレンドをキャッチアップしながら、"自社ブランドらしさ"を磨き上げることで、競合が乱立する市場でも“選ばれるイベント”を実現できるでしょう。

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